飲みにくい薬はどうしたらよいの?
お年をめした方や、服用されている薬の副作用で唾液の分泌が少なくなっていると、「粉の薬はむせてしまう」という方がいらっしゃいます。また、寝たきりの方では、一見むせていないようでも気管と食道の切替がうまくできずに、薬や食べ物が気管に入ってしまい、肺炎を起こしてしまうこともあります。
薬が気管に入ってしまわないように、口の高さが食道や胃より高くなるように支えていただき、体を起こした状態で充分な水や湯ざましとともにお飲みください。 また、大きい錠剤を「飲みにくい」からと口のなかで噛んでしまわないようにしてください。外側で苦味をコーティングしているものは、噛んでしまうと苦味がでて飲みにくくなります。胃ではなく腸で溶けるように設計されているものは、噛むと腸に届く前に薬が胃酸でとけてしまって、効果の得られないことや逆に効果が早くですぎることがあります。
飲みにくい薬については、別の形状に変更できる場合もありますので、薬剤師にご相談ください。
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