G&G通信

《地域イベントレポート》中川薬局 田端店 家族介護教室にてお薬についての講演会

地域イベントレポート

中川薬局田端店「お薬についての講演会」実施について

開催概要

  • 開催日:令和7年7月3日(木)
  • 開催場所:田端ふれあい会館
  • 主催者:地域包括支援センター
  • 活動名:家族介護教室

活動内容

本講演会は、地域住民の方々に身近な薬について理解を深めていただくことを目的として、グループワーク形式で実施いたしました。スライド等の視覚資料は使用せず、薬の写真と問題文のみを配布し、各グループで会話をしながら進行いたしました。主な話題は以下の通りです。

  • よく使用されるテープ剤を題材に、「処方された薬は家族や友人に渡してもよいか」「テープ剤でも副作用等に注意が必要か」といった内容について議論
  • 多種類の便秘薬を使用している架空の人物の事例をもとに、「参加者自身が使用しているお腹の薬について」「複数の薬を併用しても問題ないか」などの話し合い
  • サプリメントや健康食品を多数服用している架空の人物の事例をもとに、「食事やサプリメントへの意識」「飲み合わせについて医師や薬剤師に報告しているか」などを共有

また、便秘薬の種類によって大腸の色や動きに影響が出ることを説明するため、iPadを用いて実際の写真を提示しながら進めました。講演の終盤には、地域包括支援センターの要望により、OS-1の飲み方や摂取タイミング、熱中症予防についての説明も行いました。

各話題について10分程度の検討時間を設け、その後に回答と質疑応答を行う形式で進行し、全体で約1時間30分の講演となりました。

活動の成果と課題

【良かった点】

  • スライドを使用しなかったことで、来場者の表情を確認しながら進行でき、対話的な雰囲気を保つことができた。
  • グループワーク形式により、参加者同士の会話が活発に行われ、退屈する時間が少なかった。
  • 各テーブルを巡回しながら話を聞くことで、地域の方々との交流を深めることができた。

【改善点】

  • 今回は地域包括支援センターにテーマの大枠を作成いただいたが、次回は薬局側からの提案も検討したい。
  • お薬手帳を持参いただければ、より個別に寄り添った内容の提供が可能であったため、次回は持参を呼びかけたい。
  • 会場にケアマネジャーやソーシャルワーカーの方々が来場されていたため、名刺を持参すべきであったと反省している。

参加者からの感想

  • とても参考になった
  • またこのような会があれば参加したい
  • 身近なことについて説明があり良かった
  • 楽しく聞くことが出来た
  • 和気あいあいと過ごせてよかった

 

今後も、G&Gワークスホールディングスでは地域の皆さまの健康増進に貢献できるよう、引き続き努めてまいります。