薬学生必見!新人リクルーターのおくすりナビ Vol.9
こんにちは!新卒採用リクルーターとして活動中のグラム薬剤師です!
毎年冬になると胃が痛くなる……。
その症状、もしかすると、ピロリ菌に感染しているかも!?
ピロリ菌に感染している場合、慢性的な胃炎が続き、空腹時の痛みや胃の不快感を繰り返すことがあります。冬は寒さから胃の血流が悪くなり、自律神経も乱れることで、症状が悪化する方も多いです。
今回はピロリ菌の危険性と、ピロリ除菌時に処方されるおくすりについて解説します!
🦠 ピロリ除菌の重要性
ピロリ菌に感染していると、未感染者と比較して胃がんの発症リスクは約10倍〜20倍に跳ね上がると言われています。
ピロリ菌除菌による胃がんリスク減少率は、臨床試験(メタ解析)などのデータより、胃がん発症を約30%〜50%抑制できることが示されています。そのため、ピロリ菌陽性の場合、ボノサップが処方されることが多くあります。
💊 ボノサップとは?
除菌には3種類の薬を服用します。
ボノサップとは、以下の3つの薬剤が1日分1シートにまとめられている「パック製剤」です。
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ボノプラザン:強力に胃酸の分泌を抑える薬。胃酸を抑えることで他の薬(抗生物質)の働きを助けます。
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アモキシシリン:ペニシリン系の抗生物質。
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クラリスロマイシン:マクロライド系の抗生物質。
⏱️ 用法
除菌の成功率を上げるためには、決められた用法を守ることが非常に重要です。
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期間: 7日間 連続で服用します。
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回数: 1日2回(朝食後と夕食後)
⚠️ 副作用
服用中によく見られる症状があります。
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下痢・軟便:抗生物質の影響で腸内細菌のバランスが変わり、お腹がゆるくなることがあります。
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味覚異常:口の中が苦く感じたり、金属のような味がしたりすることがあります。
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アレルギー:発疹やひどい痒みが出た場合は、すぐに医師に相談してください。
🔍 臨床現場での薬剤師ポイント
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1日1シートの服用を指導!継続して飲み切ることの重要性を指導!!
途中で症状が良くなった(あるいは副反応が出た)からといって自己判断で中止すると、菌が耐性を持ってしまい、次に薬が効かなくなる恐れがあります。
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アルコール摂取する生活背景の患者様へ
服用中の飲酒は避けるのが一般的です。アルコールによって薬の代謝が変わったり、副作用(下痢や腹痛)が強く出たりする可能性があります。
✍️ 今後の試験対策!
3剤を1シートにしたボノサップ!新薬ではないが、服薬指導時のポイント、薬剤の作用機序が過去国試にも出題されてます。
ヘリコバクターピロリの検査方法も実践問題では組み合わせやすいので、この機会にピロリ菌の検査方法も併せて覚えておきましょう!国試勉強は他教科で関連する内容と併せて勉強することで、記憶の定着、見たことない問題への応用力を身に着けることができるよ!最後まで読んでくれてありがとう!
🌟 次回の 新人リクルーターのおくすりナビ もお楽しみに~!✨
🦠 ピロリ除菌の重要性
⏱️ 用法
🔍 臨床現場での薬剤師ポイント