海外研修レポート
11/18~11/24の日程で自身2度目の海外研修に参加させて頂きました。
今回はコストコの調剤室、OTC陳列棚を見させて頂きました。調剤室ではPTPシートの薬はほぼ無く、ボトルで在庫管理されており、社長の話では処方箋もボトル単位での処方になっており日本のように患者毎に細かく日数を調節する事はあまりないと教えて頂きました。OTCもまだ日本ではOTC販売されていない薬も多くあり、医療保険の違いもある事からセルフメディケーションが進んでいる印象でした。今後日本でもOTC類似薬の取り扱いが変更になってくる事が予想されるのでOTCの販売についても今以上に知識が必要に感じました。
滞在中は、ジップラインに挑戦したり、ノースショアまで出かけたりと日頃の生活の中では出来ない経験をさせて頂きました。何より今回もコンドミニアムに滞在させて頂きましたが、ハワイに旅行に来たというより、1週間ではありますがハワイに住んだような経験をする事が出来ました。

(報告者 U)
海外研修に参加させて頂きました。今回の研修にて、感じた事は、薬剤師の使命についてです。
以前より管理薬剤師として勤務してきましたが、事務作業の把握、患者対応について、笑顔で対応してくれる店舗スタッフにとても頼っていたことを実感いたしました。
薬剤師のあるべき姿、患者のための薬局ビジョンの実現化するよう、対応してきました。
薬剤師の業務が対物から対人へとシフトして久しく、年々薬剤師の業務が質、量ともに、増えてきたことを実感しています。患者様に、よりよい薬物療法が提供されるよう、外部研修に参加したり、薬剤師会を通じて他薬局の方のお話を伺ったり、業務時間外の自己研鑽時間も増えてきました。
一方、医療DXの推進にて、事務作業も煩雑化して、事務スタッフに頼りっぱなしになっていました。
今回、ハワイの量販店の薬局にインタビューすることが出来ました。そこでは、事務スタッフが5名、薬剤師2名OTC売り場に、「ask me」と記載されたビブスを着用した事務スタッフ1名が勤務していました。
1日2-400枚の処方箋に対応しているそうです。日本とは違いボトル調剤という事もありますが、PCに向かう薬剤師、PCに向かいながら、マイクとイヤホンをつけてオンラインで患者様に対応する薬剤師は忙しそうです。
事務スタッフは、忙しそうに、「薬剤師に聞いてくれ」という対応。
そんななか、いきなり訪ねた私に対応してくれた薬剤師は、懐深く限りなく優しい物腰に感動しました。
薬剤師は専門職ですが、薬局の管理者として、今後も自己研鑽に励みつつ、懐深い薬剤師として、真摯に向きあい、スタッフたちとの関係を、今まで以上に緊密にして、患者様に対応していきたいと思いました。

(報告者 A)
久しぶりのハワイでの海外研修。実に25年ぶり3回目の訪問でした。
以前は成田からの便しかありませんでしたが、今回は羽田からと家からも近く楽しみでした。
交通系動画で紹介のよくあるサクララウンジ初めて利用させて頂きとてもうれしかったです。飛行機で約7時間、定刻でダニエルKイノウエ国際空港へ。
前来た時にはホノルル国際空港の名前でしたがそれも変わっており、時間が過ぎたことを感じました。
現米国政権の入国審査の厳格化の話を聞いており、カリフォルニアに住んでいた時の交通切符を何回か切られたことを思い出し、少し緊張しましたが、入国審査は滞在日数と渡航目的を聞かれ、顔写真と両手の指紋を取られただけですみホッとしました。
会社の保養所はとても見晴らし良く海が良く見え、ワイキキビーチ、ダイアモンドヘッドが遠くにあり素晴らしかったです。私は長旅の疲れやなれないお酒で体調を崩し2日早く帰国いたしました。
スーパー併設の薬局見学もできOTCの種類の多さやボトル調剤など日本との違いを感じました。
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(報告者 H)
今回の勤続10年研修では、温暖な気候のハワイを訪れました。
車でラニカイビーチやノースショアなど、日本とは異なる海や山の景色を巡り、貴重な経験を得ました。
また、ココストア内の薬局を見学しました。薬剤師2名とテクニシャンが勤務しており、1日約200枚の処方箋に対応していました。薬局外のOTC(解熱剤、睡眠導入剤など)は、日本と比べて大包装で安価に販売されており、セルフメディケーションが浸透していることを実感しました。日本とハワイの薬局・薬剤師の姿の違いを改めて認識する良い機会となりました。
食事の際には、同僚と仕事からプライベートまで、普段できない長時間で有意義な会話を持つことができ、絆を深めることもできました。
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(報告者 S)