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薬学生必見!新人リクルーターのおくすりナビ Vol.5
こんにちは!新卒採用リクルーターとして活動中のグラム薬剤師です。
今回のテーマは「身近な食べ物とお薬の関係について」です!
食欲の秋、ついついおいしいものに目がいってしまいますよね。
でも私にはどうしても食べられないものがあるんです…それは「山芋」!!!
とろろそば、見た目も香りも最高なのに、私は食べられません。
山芋に含まれるアセチルコリンによる接触性皮膚炎ではなく、食物アレルギーの方なんです。
ここでクイズ!
山芋アレルギーの私が飲めないお薬は次のうちどれ?
A:桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
B:桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
C:八味地黄丸(はちみじおうがん)
D:牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
正解は… CとD!
この2つには「山薬(さんやく)」という生薬が含まれています。
「山薬って山芋と違うんじゃないの?」と思った方、実はこれ、山芋などの根茎を乾燥させたものなんです!
つまり、山芋アレルギーの方は山薬入りの漢方薬にも注意が必要なんです。
ちなみに…
AとBのお薬には「桃仁(とうにん)」という、桃の成熟した種子を乾燥させた生薬が含まれています。
桃アレルギーの方はこちらに注意が必要です!
他にも:
- 牛乳アレルギー → 一部の吸入剤
- ゼラチンアレルギー → カプセル剤・ゼリー剤など
- 小麦・卵・大豆アレルギー → 漢方薬や一般薬にも含まれることがあります
薬は意外と食物由来の成分が多いので、薬局では初めて来局された患者様には必ずアレルギーの確認をしています。
身近な食物アレルギーと薬の関係、知っておくと安心ですね!
🌟 次回の 新人リクルーターのおくすりナビ もお楽しみに~!✨