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副作用の知識

症状が良くなったから自分の判断で中止してもよいか?
医師は患者の病態や症状に応じて薬を処方しますので、服用回数や日数は確実に守って下さい。 ご自分の判断で飲み方を変えたり服用を中止したりしないで、必ず医師にご相談ください。 薬の種類によっては、急に服用を中止することで症状を悪化させるものがあります。 また、決められた通りに服用することは、医師が薬の効果を適切に判断するためにも大切なことです。
薬を飲み忘れた時はどうしたらよいか?
薬を飲み忘れた場合の対処法は、薬の種類によって異なりますので、ご自分で判断せずに、必ず医師または薬剤師にご相談ください。
アルコールと薬の間隔はどれくらいあけるのがよいか?
お酒と薬を一緒に飲むのはとても危険です。ふつう薬は肝臓で解毒されますが、アルコールと一緒に飲んでしまうと肝臓はアルコールの方を解毒してしまい、 そこで解毒作用を受けない薬は普通よりずっと高い濃度で体に分布されてしまいます。 命にかかわる重篤な事態を引き起こすこともありますので、絶対にお酒と薬を一緒に飲んではいけません。 では、お酒を飲む前と飲んだ後では、薬を飲むのにどれくらいの間隔をおいたらよいのかというと、薬の種類や飲んだお酒の量、また個人のお酒への強さによってケースはまったく違ってきます。 薬を飲んでいる人で、お酒の席に出席する人は医師や薬剤師に必ず相談してください。
食前や食後とは具体的にいつのこと?
食前 : 食事の30分ぐらい前。
食直前 : 食事のすぐ前。
食直後 : 食事のすぐ後。
食後 : 食事のあと30分ぐらい迄の間。
食間 : 食事の2時間ぐらい後。
就寝前 : 寝る30分ぐらい前。
頓服 : 症状のある時(例えば、熱があるときや痛みがあるときなど)に一時的に飲むこと。
処方された薬を服用中、副作用がひどい場合は薬局で別の薬に替えてもらえるか?
医師から処方される薬は、一度お渡ししてしまうと替える事ができません。 また、医師の処方せんがない限り、別の薬をお渡しする事はできません。 副作用と思われる症状が出た場合は、すぐに再受診してください。
前にもらった薬は飲んでいいのか?(※頓服でもらった鎮痛剤など)
病院などの医療機関から処方されるお薬は、その人のその時の症状を診断し、症状が治るまでの期間を目安に処方されます。同じように見える症状でも、自己判断で服用しないでください。
※頓服・・・鎮痛や解熱などの為、症状が出た時だけ服用する薬。
ずっと同じ薬を飲んでいると効かなくなるのか?
例えば、頭痛薬などの成分では何回も服用したからといって効き目が悪くなる、ということはありません。ただし、頭痛薬を手離せない方の中には、常用によりかえって「鎮痛剤誘発性頭痛」を起こすこともあります。これは処方の薬だけではなく市販の鎮痛剤でも起こり得ますので、鎮痛剤を長期に連用したり、処方の指示や記載された量以上に服用することはしないでください。 また、「効かなくなった」のではなく、自覚症状とは別に重大な病気が隠れている場合があります。市販薬を服用しても症状のよくならない場合は受診されることをおすすめします。
いつも飲んでいるサプリメントは、薬と一緒に飲んでいいのか?
医薬品は厚生労働省の定めた基準によって試験をおこない製造・販売されますが、サプリメントは食品としての基準を満たせば製造・販売できます。このように、医薬品とサプリメントは異なるものですが、一緒に摂ることで飲み合わせに注意が必要な場合があります。 例えば、骨ソショウ症の治療を受けていて「骨にいい」とカルシウムのサプリメントを希望される方がいらっしゃいますが、処方薬のなかには一緒に摂ると効果の少なくなるものがあります。 そのような場合は、お飲みになっている処方薬やサプリメントを薬剤師に伝え、相談してください。その際は、お薬手帳を持参されるとわかりやすいと思います。
薬を水以外で飲んでもいいのか?
薬はコップ1杯以上の水または湯ざましでお飲みください。少ない水量では食道やノドに薬がひっかかり、胃を荒らしてしまう恐れがあります。 「食後のコーヒーや濃いお茶が欠かせない」「朝食は絶対牛乳」という方もいらっしゃることでしょう。飲み物によって薬の効果を低くしたり、逆に効果が大きく長くなる場合もありますので、いつも飲んでいる飲みものがあればあらかじめ薬剤師にお伝えください。 当然ですが、どんな薬でもアルコールとは一緒に服用してはいけません。
食事が不規則で、決まった時間に飲めない場合は?
決められた間隔以外で服用してしまうと、充分な効果が得られなかったり予期できない作用が現れることがあります。一方、薬によってはそれほど神経質になる必要のない場合もあります。処方された薬と症状によりますので、指示された時間に服用できない場合や、食事を取れない場合は薬剤師にご相談ください。 また、食後でないと期待する効果の得られない薬や、脂っこい食事の後は予測以上に効果が大きくなるものもあります。そのような場合は、薬をお渡しする時に薬剤師からお話させていただきます。
食欲がない時の食後指示の薬は?
薬によっては胃腸の働きに作用して食欲を起こすような効果のあるものもありますし、食事とあまり関係のない場合もあります。いずれにしても、指示された用法・時間で飲めないときは薬剤師にご相談ください。 ただし、糖尿病などの治療をされている方が食欲のない場合に薬をどうするかは、あらかじめ医師から指示があると思いますので、その指示に従って下さい。
飲みにくい薬はどうしたらよいの?
お年をめした方や、服用されている薬の副作用で唾液の分泌が少なくなっていると、「粉の薬はむせてしまう」という方がいらっしゃいます。また、寝たきりの方では、一見むせていないようでも気管と食道の切替がうまくできずに、薬や食べ物が気管に入ってしまい、肺炎を起こしてしまうこともあります。薬が気管に入ってしまわないように、口の高さが食道や胃より高くなるように支えていただき、体を起こした状態で充分な水や湯ざましとともにお飲みください。 また、大きい錠剤を「飲みにくい」からと口のなかで噛んでしまわないようにしてください。外側で苦味をコーティングしているものは、噛んでしまうと苦味がでて飲みにくくなります。胃ではなく腸で溶けるように設計されているものは、噛むと腸に届く前に薬が胃酸でとけてしまって、効果の得られないことや逆に効果が早くですぎることがあります。 飲みにくい薬については、別の形状に変更できる場合もありますので、薬剤師にご相談ください。
錠剤を噛んだり、カプセル剤を外して服用してもよいですか?
錠剤、カプセル剤はそのままお飲みください。飲みにくい場合は、薬剤師にご相談ください。口の中で溶かして飲める錠剤や、粉薬に変更できる場合があります。

知っておきたい薬のこと

薬の保管方法は?
直射日光をさけ、湿度の低い場所に保管ください。また、お子さんのいらっしゃる家庭ではお子さんの手の届かない場所に保管ください。 薬によっては、冷蔵庫に保管する必要のあるものや、服用する直前に袋やシートから取り出す必要のあるものもありますが、そのような薬はお渡しする時に薬剤師がお伝えします。何か分かりにくい事がありましたら、薬剤師にご相談ください。
家庭で余った薬はどうすればよいか?
もう要らないはずなのに、「もしかしたら使う時があるかもしれない」なんていう気持ちで捨てきれずに薬がどんどんたまっていってしまうことはありませんか? 家庭で不用になった医薬品は、誤って飲んでしまうと危険なので原則として破棄しなければなりません。 また、廃棄する時もきちんと分別しないと危険です。 そして、あいまいな知識や思い込みが、思わぬ事故を起こしたり、有効期限が過ぎているのに飲んでしまうなどの事故を引き起こしたりします。 薬を破棄する際には薬剤師に相談してください。
ジェネリック医薬品とは?
病院などの医療機関で処方される医療用医薬品には、「新薬」と「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」があります。ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間終了後に厚生労働省の承認を得て、製造・販売される医薬品です。厳しい基準や規制を守って作られており、効き目や有効成分は同じです。 「新薬」は、研究・開発に膨大なコストと年月がかかるため、その分を含めて価格が設定されますが、「ジェネリック医薬品」は、新薬に比べ研究・開発にかかるコストや年月が少なくてすむため、価格を低く抑えることができます。
今飲んでいるくすりをジェネリック医薬品に変更したい時はどうしたらいいですか?
お気軽に薬剤師、または薬局スタッフにお声掛けください。
温シップと冷シップの違いは?
温シップは血管をひろげて筋肉をほぐし、腰痛などの症状に使います。一方、冷シップは血管を収縮し、打ち身・ねんざなど急性の症状に使います。目安として、暖めてラクになる症状であれば温シップ、冷やして痛みがなくなる時は冷シップが適していますが、使っていて症状が強くなる等、他の症状がでてきた場合は使用を中止して医師の診断を受けてください。
漢方薬は、抗生物質などの西洋薬とどうちがうの?
漢方は中医学という古くからの中国の医学の考え方をもとに、日本で発達してきた医学の考え方です。漢方薬は、この考えをもとに主に動植物を薬とし、それをいくつか組み合わせて使われるのが一般的です。 一方西洋医学では、疾病の原因を見つけてそれに対する有効成分を発見し、これを化学的に合成して医薬品とします。 西洋薬の多くは有効成分が単一ですから、切れ味が鋭く即効性があります。漢方薬はいくつもの生薬が組み合わされているため、多様な症状にマイルドな作用を示します。 もともとの考えが違うので単純な比較はできませんが、自費ではなく保険が使える漢方薬もありますので、漢方での治療を希望される時はかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。
処方される薬と同じ名前の市販薬とでは、違いはあるの?
同じ成分のお薬です。市販薬購入の際は、薬剤師が使用に関する注意点を説明させていただきます。
いつも飲んでいるサプリメントは、薬と一緒に飲んでいいのか?
医薬品は厚生労働省の定めた基準によって試験をおこない製造・販売されますが、サプリメントは食品としての基準を満たせば製造・販売できます。このように、医薬品とサプリメントは異なるものですが、一緒に摂ることで飲み合わせに注意が必要な場合があります。 例えば、骨ソショウ症の治療を受けていて「骨にいい」とカルシウムのサプリメントを希望される方がいらっしゃいますが、処方薬のなかには一緒に摂ると効果の少なくなるものがあります。 そのような場合は、お飲みになっている処方薬やサプリメントを薬剤師に伝え、相談してください。その際は、お薬手帳を持参されるとわかりやすいと思います。
処方せんに有効期限はありますか、薬局ではいつでも調剤してくれるのですか?
処方せんの有効期限は、発行日を含めて4日間です(日曜、祝日、薬局定休日があいだにあっても変わりません)。期限内にお持ちくださるようお願いいたします。 尚、各薬局の営業時間は当社ホームページ店舗案内をご覧ください。

ママ&キッズの質問

妊娠中、授乳中に薬を飲んでもよいか?
妊娠中の母体に与えた薬が胎児に及ぼす影響は、母体の体質、投与時の胎齢、胎児の遺伝子型、薬剤胎盤通過性、投与法などにより異なり、一定ではありません。 妊娠時、体内では複雑な変化が起こっているので母体は機能低下をきたしやすく、薬の副作用も妊娠という特殊な状況のためにより強く発現することがあります。
特に妊娠初期~3・4ヵ月の間は、薬の服用・使用に気を付けなければなりません。 少し頭痛がするとか、風邪をひいたとかの場合でも、家庭薬をすぐに飲むのではなく、かならず病院へ行って医師と相談してください。 妊娠期間中でも、例えば糖尿病や心疾患など、それらを治療しておかなければ妊娠の継続が困難な時には医師の指示のもとに薬の服用が必要とされる場合があります。 医師は細心の注意を払って安全かつ有効と認められる薬を処方しますので、安心して服用することができます。くれぐれも自分の判断で薬を買って飲むようなことは避けてください。 また、お母さんの病気の状態によって、どうしても授乳中に薬を服用しなければならない場合、医師は、母乳に移行しない薬、しにくい薬、あるいは移行しても影響の少ない薬を選んで処方します。 お母さんの治療を優先し、お母さんが薬を服用する間はやむをえず授乳を一時中止することもありますので、しっかり医師と相談して薬を飲むようにしてください。
子供が薬を飲みたがらない時、飲みにくい時の上手な飲ませ方は?
お薬には、バナナ風味や、柑橘系の味のついているものも多くあり、以前と比べてずいぶん飲ませやすくなっています。 粉薬の場合は、少量の水をふくませてダンゴ状にして口のなかに塗りつけたあと、水か湯ざましを飲ませてください。砂糖をまぜてもいいですが、薬によっては混ぜると効果のなくなるものや、かえって味の悪くなるものもありますのでご注意ください。 また、ゼリー状のオブラートなどもありますので薬局の窓口でご相談下さい。
赤ちゃんに薬を使用する時、注意すべきことはありますか?
赤ちゃんや子供の薬の量は、年齢と体重で決められていますので指示された使い方と量を守ることです。また、体の未発達な子供には使えない薬もありますので、大人の薬を子供に与えることは絶対にしないでください。たとえ量を減らしたとしても、予期できない作用や、重大な副作用につながる危険もあります。 「食後」の薬でも、満腹になると飲まなくなることがあります。このような時は、食後にこだわらず食前の方が機嫌よく飲んでくれることもあります。また、どうしても飲まないからといってミルクに混ぜてしまうと、ミルクの味が変わってしまいミルク嫌いになる恐れがありますので、ミルクには混ぜないようにします。 いずれの場合も、薬の種類によりますので、薬剤師にご相談ください。
子供が錠剤の薬をうまく飲めません、粉薬に替えてもらえますか?
お医者様との相談が必要になります。お時間がかかる場合もございますので、その旨ご了承ください。
子供に処方された薬がシロップや粉薬など数種類あります、混ぜて飲ませてもいいですか?
1回分ずつ混ぜてお飲みください。ただし粉薬の種類によっては、苦味が出る場合もありますのでお薬お渡しの際に説明させていただきます。